囲炉裏のある座敷蔵(その後)

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移築した際に、母屋にあった囲炉裏の囲い石(笏谷石(しゃくだにいし))を再利用して設えた。

元の形は板間に直接囲炉裏が切ってあっただけで、石の周りと板間はつらイチだったのだが
設計士がこのように囲いをつけてくれた
畳で囲うとこれも面イチになるような出来
柔らかい石なので傷や欠けがありましたが磨きなおして新しい色艶によみがえりました
個人的にはそのまま使って欲しかったのですけど
仕方がありません

釜などは古道具屋で探し買い求めたもの
移築の際に殆どを何も考えずに処分してしまい
すぐに後悔した覚えがかります


で、これは酒造の米蔵の真似っこなのだが、
あまりに呑み過ぎ騒ぎすぎてツマから使用禁止令が出てしまい
今に至っているようなワケでw

今の蔵のなかはヒナやヒネ鳥たちが不要物の入れる物置き化としてます(悲哀;

誰が始末すんだよ、それらのゴミを~!


笏谷石とは福井の足羽山で採取できた石の種類なんですが、近年採掘終了してしまいました
蔵の基礎石などにも使われていましたが、今の建築基準に合わないのでコンクリートの基礎になり、その石たちは垣根みたいになってしまいましたわ

柔らかいので加工が楽で、今はカップなどにリメイクされているようです

詳しくはググってみそw