出てきたマフラー

かれこれ20年以上前になるが僕らは11月に結婚した
NZに旅行に行ったその時、祖母にはマフラーの土産を買った
ウールではなく綿で編まれたマフラーだ

なぜそんな詳細を覚えているかというと
それが祖母の部屋の衣紋掛けにあったからに他ならないのだが

それは全く使用感がなく新品同様だった
気に入らなかったのか勿体なくて使えなかったかのどちらかだと思った

僕はそれを捨てないでこの冬に使おうと思い持ち帰り丁寧に手洗いした
ウールでなく綿のニットは正解だったウールだったら虫食いで捨てられてた運命だ

まだ少し埃臭い気がするのでも一回洗おう(笑;


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故人の愛用した物を使い続けるのは亡くなった人への敬愛の念がこもっていると思う
親父の着ていた衣類を装うなんてきっと喜ぶと思うけど

僕みたいに会社をそのまま引き継いでしまうと
故人の物で溢れてしまい新たに買う必要がない
計算機だってその1つ
愛用した万年筆がいくつか出てきたがこれは字が上手くないと使えないかと躊躇
腕時計は好みの問題もあるけど昔の自動巻の時計は身近に置いていて今も動いている
自慢だった茶器は美味しいお茶が淹れられるようになるまで使わない


さて母親のは
というと…これが何もない

靴下を見つけたけど 穿けるかもと思い一応持ちかえった(笑;


父が買い与えたアクセサリーなんかはツマがこっそりと・・・
隠している?