25日を境とする微妙な心境


北陸地方だから当たり前な気もするが、ここ最近は雪のない方が多い。
温暖化という、言い古された言葉が軽々しく宙に舞うけれど。京都議定書問題も世界的に軽々しく扱われ、子孫達に譲り渡してゆく筈の、間借しているに過ぎない地球の事なんて誰もが気にしていないようだし。
タイの洪水や中国内陸部の砂漠化なんて、その経済的な損失だけが大きく取り上げられて報道されているのだから、経済というのはやはりモンスターなのかもしれない。


モンスターといえば

昨夜、何気なくだけど頻繁に変えてったチャンネルのなかに作曲家、都倉俊一の特集番組をやってた。(あえて局名は控える)ジョニィへの伝言を昔のクリップで流していた時に手が止まってしまったのだけれど。
石田純一風の若き作曲家は'70年代を怖い者なしにまい進してたのだろうな。と、最初はそんな想いをめぐらして眺めていたが、そのうちに当時のアイドル番組や何かの、こんなもん、よく残してあったな的、関心を持ってクリップを懐かしく見入るハメになった。
 懐かしいといっても、当時は全くといって良いほど興味がなくて、アイドル番組なんて見たことはなかった。でも、そのクリップから醸し出されるものは明らかに'70テイストだったようで、十分に懐かしさを伝えてくれた。あたかも'70と同じくして、中坊から蒼く始まる思春期がみごとに重なるようにだ。

ピンク・レディーについて作詞家、阿久悠氏の話題にも当然触れているのだが、
日本音楽著作権協会HPの都倉氏の紹介で
 ピンク・レディー阿久悠さんとの「いたずらっこシリーズ」だね。いろんなのやってやろうというプロデューシングですよ。あれほど世間が次の作品を待ち焦がれている状態っていうのは作家冥利につきますね(笑)。
あれはもう、1回くらいは打ち合わせもするけど、阿久さんは音楽的なことをどうこう言う人じゃないから(笑)、現場で僕を信じてもらうしかない・・・
と、そんな似たような事を話していた。
作家で聴く音楽より抜粋 http://www.jasrac.or.jp/sakka/index/index.html


何ゆえモンスターなのかというと、歌のタイトルだけでも、ただの2人のユニットとかでは説明がつかない。国民的アイドルにとどまらず、二人を核とした巨大な集合体がいつの間にか出来上がっていたという事を感じたから。
その後、私たちが好きな歌いたい歌を作って欲しいという希望に応えるかのようにマンデー・モナリザ・クラブという曲を作曲、リリースし、ピンクレディーはほどなく穏やかに終焉を迎えるようだ。


因みにおっさんにはピンクレディーに関する全くの知識も興味も持ち合わせていなかったが、当時小学校で誰が一番早く振り付けをマスターするかとか、そんな国民的人気があったと番組から聞かされても、それでもピンと来ません。

その後、高校の頃には思春期の臭いを漂わすうっすらと口ひげも生えてきたおっさん予備軍が、アグネスがいいと言う健作ばりの剣道部や、小柳がいいとかいう年増フェチかと思える帰宅部がいたのを傍目で眺めてはいましたが、中学の頃は、ほんとにネンネ集団でした。洋楽を聴いてた級友なんて殆どいませんでしたもの。浅田美代子のヘタクソな歌には萌えた事があるというのは嘘でデマですと思います。(笑;)


話が寄り道しすぎて本当に書き留めておきたい事の核心には、今日中にたどり着きそうにもありませんのでこの辺で・・・(笑)


さーて、来週は~~

1.男らしい休日の過し方
2.日曜のごはん
3.25日を境とする微妙な心境  の3本です(予定)


では、じゃんけんポン!  ヾ(@>▽<@)ノ彡☆ あっはっはっはっは~~